35歳で結婚が破談となった私は、ぼっちクリスマスを迎えようとしていた。
12月は婚活中のアラフォーにとって、きついシーズン。
みんな彼氏や彼女いる？（内閣府の令和４年版 男女共同参画白書より）
20代女性 恋人がいない 51.4%
30代女性 恋人がいない 27％
20代男性 恋人がいない 65.8%
30代男性 恋人がいない 35.5％
30代女性で恋人がいないのは27％！みんな配偶者か恋人いるのね…。
街は20代の男女で溢れている気もするけれど、意外に20代は男女半数が恋人いないとは。
アラフォーになった私に、もはやクリスマスの過ごし方など聞いてくる人もいない。
心の底では私だってクリスマスを彼氏と過ごしたい。
日本人の不思議な文化。
クリスマスシーズンにクリスマスクリスチャンが急増し、クリスマスを彼氏や彼女と過ごす…
私は破談の傷を癒すため「クリスマス直前！婚活パーティー」に参加することに！
20代～30代 男性50：女性50
クリスマス前に焦って彼氏を探しても、良いことない。「わかってる。」
でも何かしないと、立ち直れない。
そして、見事に罠にかかってしまう。
クリスマス前、彼氏が欲しい女を狙う男
クリスマス前、彼氏が欲しいと思う女性と同様に、彼女が欲しいと思う男性がいる。
そして、その中に「遊び」目的の男がいる。
特に大人数の恋活・婚活パーティーには、遊び目的の男が紛れ込みやすい。
遊び目的の男
遊び目的男の特徴
- タメ口
- 褒め上手（何度も可愛いと言う）
- 初対面でボディタッチしてくる
- 連絡先を強引に交換しようとする
パーティーは基本フリータイム。
ドリンクが大量に並べられており、フロアも色々ありました。
ドリンク片手に女性も男性も気になる人に話しかけていく。
細身イケメン31歳
人多いっすね。どこから来たの？
彼はガテン系のお仕事をしているとのことで細マッチョ。
距離が近く、ボディタッチしてくる。
寂しさを紛らわそうと談笑し、LINEを交換。
正直、LINEの交換はあまりしたいとは思わなかった。
連絡先を集めるために来ている人もいるのではないかと思ったから。
ＱＲコードを見せられ、ほぼ強引に交換させられてしまった。
フレンドリーな29歳
飲んでますか？何か、持ってきましょうか？
若く見えますね。
私の頭をポンと触った。
彼は都内在住のサラリーマン。
年が明けたら、ランチ一緒に行きませんか？
オープンしたばかりの行きたいお店があるんです。
いいですよ。
ラインを交換した。
アラフォー女に興味あるのか？
でも悪い気はしなかった。
私は婚活という目的を忘れ、気晴らしになれば良いくらいの気持ちで連絡先を交換した。
クリスマス前の婚活パーティー参加者たち
クリスマス前のラストチャンス！彼氏が欲しい女と彼女が欲しい男が集まっていた。
20代女性は友達と参加している人が多いようだった。
年下男性を狙う30代の女性
人が多く疲れてきた。
空いてる席に座っていたら、同年代の女性も座って少し話した。
34歳の女性と話しをしたが、彼女は「5歳以上年下じゃないと無理」と言っていた。
35歳くらいまで、頭ではわかっていても気分はまだ20代。
自分を棚に上げて「おじさんは嫌」と、思ってしまう。
「お互い、出会いがあると良いですね。」
同年代に興味のない30代の男性
同年代（35歳前後）の男性数人とぶっちゃけトークをした。
「クリスマスまでに彼女欲しくて…。でも今年シングルになりそうです。」
「グレーさん若く見えるけれど、けっこういっている（年齢）んですね。」
そうなんです…。婚活は実年齢大切ですよね…。
（なんだこの会話）
私もクリスマスまでに彼氏できそうにありません。
彼女いそうに見えますよ？
「彼女5年もいないんですよ。グレーさん年齢、若く言っておけば？」
それはさすがに…。あははは
同年代の男性は、私のような同年代女性に興味がなさそうだった。
やはり、20代後半から30歳前後の女性が良いんだろうな…。
クリスマス前、男の罠にかかってから別れるまで
今回参加した婚活パーティーは、クリスマス前の土日。
未来の彼氏、彼女と出会えるかもしれないという期待、そして焦り。
その焦りに付け込もうと、待ち構える男…。
疲れてきたので、早めに切り上げ帰ろうとする。
さっきの29歳の男性が追いかけてくる。
もう帰るんですか？途中まで一緒に帰りましょう。
ちょっと疲れてしまって・・・
帰りの電車で、ランチの約束をしてしまった。
展開の早さに驚きつつも、このまま流されてみることにした。
ヤリモクのイケメン
数日後、イケメンからLINEがあった。
週末、飲みに行かない？
イケメンだし…行くことにしました。
駅でイケメンと合流。
イケメンと待ち合わせるというだけでテンションが上がる。
会話も楽しく、お互いほろ酔い気分になった。
その後・・・ホテルに誘われる
一瞬、心を許してしまいそうになった。
お付き合いしてからじゃないとそういう関係にはなりたくない。
ごめんなさい
走って駅に向かった。
そういうことだった。
そうだよね。イケメンが35歳の私に本気になるわけない…。
クリスマスまでに彼氏が欲しいと思った私は、ヤリモク男の罠に簡単にひっかかってしまった。
このイケメンとは以後、二度と連絡をとることはなかった。
「飯友」目的の年下
29歳のフレンドリーな男性と、オシャレなカフェでランチ。
普通に仕事の話しや趣味の話しなどをした。
彼は35歳の私を「可愛い」と言って、頭をなでてきた。
からかっているのか？
ご飯美味しかったですね。また行きましょう。
僕はこれから用事があるので。
ではまた！
「・・・？」私たちは健全な関係だった。
彼の気持ちがわからない。
正直、私に興味がなさそうだった。
好きな人には何が好き（食べ物など）とか聞いてくると思う。
彼は私に質問をしてこない人でした。
ランチの誘い2回目
2日に1度くらい、仕事後の「お疲れさまです」LINE。
「寒いですね。」
そんな当たり障りない内容。
そして、2回目のランチに誘われる。
最近の出来事や映画の話しをした。
彼とはまるで、職場の人と会話をするようないつも自然な感じでした。
ランチはいつも割り勘。
ランチが終わって、近くの公園のベンチに座った時、彼は私の頬にキスをしてきました。
私の頭をポンポンした。
え？固まる私…
彼はすぐ立ち上がった。
これから友達と約束があるので。
またランチしましょう！
いつものパターン。
すごく不思議な関係。
別にカラダ目的でもなければ、何かに勧誘するわけでも、告白されるわけでもなかった。
あのキスは何だったんだろう？
もしかして飯友？
そんな時、「飯友」という言葉を知る。
飯友とは…楽しくご飯を食べる友達、それ以外の関係はない
なんとなく、当てはまっている気がした。
私は飯友を探しているわけではなく、婚活をしていることを思い出す。
年下の飯友がいてもいいのか？「いいかも。」
そんな時間やお金の余裕はあるのか？「ないよ。」
3回目、ランチに誘われる。
彼はオシャレなお店をたくさん知っていた。
彼女がいないので、なかなか来れなくて。
グレーさんとランチできて嬉しいです。
人懐こい笑顔で言った。
彼女は欲しくないの？
今は彼女欲しくないです。いろいろありまして…。
こうしてグレーさんとランチできるだけで幸せです。
てことは、私は…「飯友」確定！
その場では何も言えませんでした。
何しろ、私たちは付き合っているわけでもないわけで。
いつも通り割り勘し、駅に行くまで手をつなぎ、解散。
複雑な気持ちだった。
彼は、お洒落なお店で気の合う女性とランチしたい。それが目的。
年上女性ならカッコつけなくて良いし、気楽なのかもしれない。
私も気晴らしになる。
でも、未来はない。
年下の飯友と別れる
クリスマスまでに彼氏が欲しいと思った私は、気付けば年下の飯友になっていた。
ランチの誘い4回目
私はこの飯友関係に、けじめをつけることにした。
実は最近お見合いをしました。
たぶん、結婚すると思うので、もう会えません。
噓のLINEを送った。
えっ？本当にもう会えないんですか？
どんな方ですか？結婚が決まるまで会いましょうよ。
もう少し一緒に過ごしたかったです。寂しいです…
（本当にそう思っているの？）
私も楽しかったです。ありがとう。
付き合ってもいない人と別れて、少し寂しい気持ちになる。
もし私に経済的余裕があれば、年下男性とランチを楽しみつつ婚活すればいい。
非正規で生活ギリギリの私にそんな余裕はない。
年下との飯友を続ければ、婚活資金はないのだ。
クリスマス前、彼氏が欲しくて罠にかかった反省
クリスマスまでに彼氏が欲しいと思い、焦って婚活パーティーに参加したら、自分の目的を見失ってしまった。
男性の選び方も何もかも。
相手に言われるがまま、流された。
結果、年下の「ヤリモク」男と「飯友」男と出会うことになった。
気晴らしにはなったが、目が覚めた。
35歳の私には、気晴らしをしている時間もないのだ。
現実的には、結婚の可能性があるのは同年代～年上
関連記事：年下彼女は可愛い！30代の婚活で成婚率が高いのは3～5歳年上男性
自分の好きなタイプを再度確認し、婚活旅に再出発！
まとめ
- 大人数のパーティーには、遊び目的の男が紛れ込みやすい。
- 焦って参加したら「ヤリモク」男と「飯友」男に出会う（私の場合）
※飯友…楽しくご飯を食べる友達、それ以外の関係はない
遊び目的男の特徴
- タメ口
- 褒め上手（何度も可愛いと言う）
- 初対面でボディタッチしてくる
- 連絡先を強引に交換しようとする
PR
まんが版 人生に奇跡が起こる マーフィーの法則 欲望が100％かなう驚異の方法 （単行本） [ Joseph Murphy’s 無限の力研究会 ]
