私は31歳の時、4歳年下の彼氏がいました。
浮気性の彼に愛想をつかし、別れを考えていた時のこと。
彼から突然「3年待ってほしいけれど、結婚したいと思っている。」と言われました。
※これ言う男性って、結婚しないって話し良く聞きますよね。
20代の頃は結婚願望がなかった私も、31歳になり結婚に焦っていた。
3年待ったら34歳!
そんなに待っていられない。浮気性の彼と家族になるのもやっぱり無理。
そう思い、別れました。
自分で別れを選んだとはいえ、落ち込みました。
周りからは、今の彼氏とはいつ結婚するの?なんて聞かれていたので…
そこで、新しい恋を探しに「恋活パーティー」へ参加することにしたのです。
31歳で人生初の恋活パーティに参加
- 参加者:30代の男女
- 男性18人:女性18人
自己紹介、フリートークをして好印象の人を選びます。
人見知りしない私は、適当に笑いながら話しをしていました。
子供の頃、転校が多かったので愛想笑いだけは身についていた。
初めて会う人に嫌われないように、とりあえず笑ってごまかしてきた。
会社では通用しませんが…
気が付くと、フリートークで男性に囲まれている!
スタッフが来ました。「現在、あなたを第一候補にしている男性が15人います。」
え?!そんなことある?
合コンの経験もなければ、そこまでモテた経験もない私は怖くなってしまいました。
気が付けば、そのまま会場を抜け出し、帰るという(違反行為)状態に…。
会場のドアを出ると、パーティーに参加している男性がいました。
あれ?帰るの?
オレは友達と来ていて、誰が一番モテるか遊びで来たんだよね
へえ。そうですか。気分が悪くなったので帰ります。
(何この人…。遊びで来るなよって、私もか…。)
初めて恋活パーティーに参加した感想
- こんな一瞬で彼氏を見つけるなんて無理
- 気疲れする
- 会場の独特な雰囲気が怖い
- 31歳ってモテないと思ったけど、案外モテる
- 恋活パーティーで本当に付き合って結婚とかあるのか?
- 遊び半分で来る男性がいたので信用できない
いろいろ考えながら、せっかく参加した恋活パーティーを逃げ出してきてしまいました。
せっかく、第一候補にしてくれた男性が15人もいた(モテる!)のに、私は何をしているんだろう… ※まだ、婚活パーティでモテるありがたさも、40歳まで結婚できないことも知らない私…。
客観的に分析すると、参加条件が30代の場合、参加者の年齢層は男女共に35歳前後。
31歳の私は参加者の中では若手だったのがモテた理由でしょう。
恋活パーティーに苦手意識を感じた私は何もしないまま、32歳になってしまいました。
※痛恨のロス!31歳の価値、1年がどれだけ大切かわかっていない…。
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自己肯定感の低さは婚活に悪影響
当時の私は、自分が自己肯定感が低いこと、自己肯定感の低さが婚活に悪影響を及ぼすことに気付いていませんでした。
せっかく好印象を持ってくれた男性が複数いたにも関わらず、怖くなって逃げてしまったのです。
「逃避」は危険から自分の身を守るための行動です。
危険回避能力が高いことは良いことです。
しかし、自己肯定感の低さは危険でないものからも逃げる。
自分の幸せからも逃げる。
過剰な逃避行動が癖になっているのが、問題です。
良いことがあっても、私なんて「愛される人間ではない。モテる人間ではない」「何かの罠に違いない」と思ってしまうのです。
私の婚活が長引いた理由の一つは、自己肯定感の低さでした。
自分に自信がなく、恋愛をこじらせ、諦め、相手を信用しなかったのです。
「私なんて」と心で思ったり、言ってしまう方、出会いの場では禁句です。
体験談 彼氏が欲しい。男が逃げたキラーフレーズ「私なんて」の衝撃!
7年続く婚活のはじまり
私は工場の派遣社員として働いていたのですが、体調を崩し退職。
オフィスワークに戻ろうと考え、派遣の事務職に復帰しました。
同年代の人は結婚して子育てをしたり、キャリアを積んだりしている。
私はずっと非正規で仕事も定まらず、何をやっているんだろう…
私は一人で生きていく力もない。実家にも頼れない。
もう一度、事務職に挑戦して、結婚もしたい!
失敗が多すぎる日常にADHDを疑う
本当は私だって、バリバリ働いて結果を出していく女性になりたかった。
社会に出て、人と違うことに気付いた。
みんなができることが、自分だけできない。間違える。
・一生懸命頑張っても勘違いやミスが多く、二つのことを同時にできない
・電話の取次ぎでパニックになる
・男子トイレに間違えて入ってしまう(会社では上司と会って赤面!)
・職場で転んだり、書類をぶちまけたり、ファイルを消したり…
・買い物してお財布を忘れ、レジで気付いて家に戻る。
・買い物をしたのに、袋ごとお店に忘れる。戻るが物はない。
・コンビニに自転車で行き、歩いて帰る(自転車がないと大騒ぎ)
転職回数が多くなったのも、周りに迷惑をかけ、いられなくなったことも一因。
毎日自分に呆れ、疲れる。
真剣におかしいと思い、病院に行くもADHDとは診断されなかった。
20代の頃は全て「天然な面白い子」で笑って済まされたけれどもう、笑えない年齢…
それでも、体調を崩してしまったし、生活のために事務職に再度挑戦を決めた。
一応、Word、Excel、パワポは使えた。
今回の会社はほとんど電話がなく、午後は比較的ゆとりがある。
PCモニターは付箋だらけにし、メモを持ち歩き、工夫した。
長く辛い婚活が始まる
本当は、もう少し普通の女性(失敗せず上手く物事を進める)になってから結婚したいと思っていた。でも、それを待っていたら一生できないかもしれない。
年齢的にもリミットだと考え、婚活を決意!
とはいえ、最初はどうしたらいいかわからず、恋活パーティーに参加するも、逃げ帰る始末。
新しい出会いを探すのも疲れた私はそのまま何もせず、1年が経過し、あっという間に32歳になった。
今思えば、この1年が大きかった。
婚活で31歳は、需要がある。事実、恋活パーティでもモテたのだ。
この後、辛く苦しい婚活が7年も続くとは、この頃はまだ思ってもいませんでした…